解ける問題から選んで解いていこう

こんにちは。

気がつけば七夕も過ぎましたね。

七夕

今年も残り半分を切っているなんて、驚き桃の木山椒の木、栗崎です。

この言い回し、果たしていまの子供たちの間で使われているのか全くわからないのですが

語呂が良いのと懐かしいので私の中では現役です。

 

先月、珠算検定を受け終えた娘から

「割り算でいっこわからなくてそこで終わっちゃった。解けたの14問だからギリギリかも」

と言われました。

「ん? 問題飛ばさなかったの?」

「飛ばしたらダメな気がして」

youいつもかけ算の時は覚えてる段から解いてたじゃん?

(ちなみに結果は解いた分だけ、ちょうど70点でした。ヒヤヒヤしましたね)

 

特に4級までの検定では、

割り算が割り切れない、なにかおかしい!

となったらもう次の問題にパッと切り替えた方が良いです。

(※3級以上は四捨五入の概念が出てくるので、割り切れないものも出てきます)

 

延々と同じ問題に時間を取られてしまうと

「時間だけが過ぎていく」「またできなかったらどうしよう」と焦ったり、

メンタル面でも下がっていってしまうので

そんな時は切り替えて次行っちゃおう!

次の問題が終わって、そのまま最後まで行った後に

時間がまだあったら飛ばした問題に戻りましょう。

数問空けたことで二回目は案外すんなりと答えが出てくるパターンもままあります。

 

計測の時や競技大会の時、詰まった問題は飛ばして解いていきましょう。

教室で練習中なら、「ここわかんない!」と呼んでもらえれば

先生は「おっしゃ!一緒に解くぞ!」と喜んでいきます。

 

また、まだ学校で九九を習っていない低学年・未就学の子が9級の練習をしている時は、

覚えてる段から解くように案内しています。

この問題は覚えてる段だから、九九表見ないでチャレンジしてみようか。

全部解いて時間余ってたら、今度は九九表見ながら他の問題やっていこう。

 

そうやって最初のうちは問題の解く順を先生が指示します。

何回か重ねると、生徒さんの方から

「覚えてる段はこれとこれだからこの問題からやるね」

と自分で問題の取捨選択が出来るようになります。

 

なんてことはない技術ですが、

実は中学受験でも高校受験でも大学受験でも

なんなら就職活動で登場する筆記試験でも

問題の取捨選択をする場面ってたくさん出てくるんです。

どの問題から解いて

どの問題は飛ばすか

 

その時その時の指導者からも、ある程度の指南や指標の提示はあるかと思いますが、

試験を受ける時は自分の判断に任されます。

そろばん練習と一緒に、この取捨選択のスキルも是非身につけていってください。

 

栗崎

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