こんにちは!
昨日は祝日でしたね。
我が家は主人が1日仕事で不在だったため、
1日中5歳児の相手は仕事以上にハードになりそう。。
と、同じマンションのママ友にヘルプ!
一緒に遊んでもらいました(笑)。
皆さん、お休み、ゆっくりできましたか^^
⋆
さてさて。
今日は、【珠算7級のポイント】について。
書きたいと思います。
(※あくまで当教室が所属する、
全国珠算連盟の問題レベルになります。
所属連盟により、内容・難易度は異なります)
珠算7級では、
【かけ算】2桁×2桁 20問
【わり算】4桁(ないし3桁)÷1桁 20問
【見取算】2桁15口 10問
が出題されます。
制限時間は10分。
合格点は8級同様、60点以上となります。
(すべての種目で、60点以上取得が必須です。)
つまり、
かけ算・わり算は12問以上、
見取算は6問以上の正解で合格、
となります。
⋆
珠算7級でのポイントは、
1.新たにかける数が習う【かけ算】と、
2.2桁10口⇒2桁15口に増える【見取算】
かと思います。
まずは、1.【かけ算】について。
今まで生徒は、
2桁×1桁(珠算9級)や、
3桁×1桁(珠算8級)を練習していました。
つまり、かける数が1桁に慣れています。
そのため、例えば、
24×63といった問題の場合…
当方の指導法としては、
➀4×6
➁4×3
➂2×6
➃2×3
の順に計算をしていくのですが、
➀が終わった時点で、
➁をせずに、かけられる数の4を払って、
➂に進もうとする生徒がいます。
ここがクセついている生徒については、
適宜、修正していく必要があります。
⋆
また、2桁×2桁になることで、
答えを置く場所が複雑になり、
かけ算九九は合っているけれど、
そろばんに入れる場所を間違って、
不正解になることも少なくありません。
ここでのポイントとなるのは、【指押さえ】です。
⋆
【指押さえ】とは、
次に答えを置く場所を間違わないよう、
右手の人差し指で、そろばんの下の枠を押さえる意味で使っており、
生徒たちは、9級のかけ算や
8級のわり算をスタートする頃から、
頻繁に「しっかり指押さえしてね~」という言葉を、
先生たちから聞くようになります。
この単純にも見える【指押さえ】ですが、
これを面倒がらずにしっかりとやるかどうかで、
その後の、7級のかけ算・6級のわり算での
つまづきやすさに違いが出てきます。
⋆
指押さえをすることで、
次の答えをどこに置くのか、
混乱することなく、置いていくことができます。
また珠算6級、5級と進むと、
当たり前ですが、更に桁が増えていきます。
どこに答えを置いていくのか、
瞬時に、正確に把握する上でも、
指押さえは重要になります。
⋆
かけ算が、2桁の答えなのか、
1桁の答えなのかによっても、
足していくそろばんの位置が異なります。
上級者になれば、
当たり前にそろばんに置く位置を判断し、
瞬時に解いていきますが、
最初はどこに答えを置くのか、迷いがちになります。
そのため、答えを置く場所をしっかり把握するために、
指押さえを基本の動作として行っていくのです。
それを面倒がったり、
自分の力を過信し、「もう分かる!」と、
【指押さえ】をせずに練習を続けていると、
間違いが増えてしまうことが少なくありません。
徹底して指導を行っていきたい部分です。
⋆
次に、2.【見取算】について。
2桁15口に口数が増えることで、
難易度がぐぐっと上がり、
量がおけなかったり、間違いが増えやすくなります。
その際、珠算8級でもそうですが、私は、
【しっかりそろばんをずらしながら、解くこと】
【左手だけでそろばんをずらすこと】を徹底しつつ、
始めはゆっくりでも、集中して、
しっかり1口1口に取り組むこと、
を大事にしています。
====
【関連ブログ】
・右手は、そろばんを弾くための手ですよ~!
・ぶんちんを置かずに、そろばん練習していませんか?
====
そして、
練習量を増やす、練習を重ねること。
練習量がある程度なければ、
残念ながら、解ける量は増えません。
本当の意味での、質には転換できません。
それは級が上がるほど、痛感するところです。
⋆
そして、何より、
どんな学びでも、
大人でも子どもでも、
学校でも社会に出てからも…
吸収力・成長力が高い人の共通点は、【素直さ】です。
認知的能力であれ、
非認知的能力であれ、
影響を与えると思っています。
生徒たちには大事さを伝えていきたいですし、
生徒の近くにいる一大人として、
自分もまた素直さを忘れずにいたいと思っている次第です。
nakazawa