こんにちは!
6月も最終日ですね。
一昨日は、当教室の検定試験でした。
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検定試験を受けたみんな、お疲れ様でした!!
今月より
コロナの関係で、
日曜日に検定日を変更しており、
いつもと違う日程で、
戸惑うこともあったかもしれませんが、
検定試験のみを行うので、
集中しやすい環境であったり、
いい意味で緊張感があったりしたのではないかと思います^^
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さて、そんな中、
「うーー検定緊張する!」
「検定、やだなぁ」と、
緊張している様子が、
ひしひしと伝わってくる場面もありました。
特に、
何度かそろばんの検定にチャレンジしていたり、
塾などの試験を経験していたりする生徒の方が、
緊張を感じているように思いました。
おそらく、
検定を受けるということを繰り返す中で、
・練習と本番(検定)は違うということ
・本番でいつもの力を出すこと、出し切ることが難しいということ
を経験として、分かっているのだと思います。
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こうした【緊張感】。
「できることなら、緊張しない方がいい!」
と思う方もいるかもしれませんが、
個人的には、
緊張しない方が難しいと思っており、
子どもの頃だけではなく、
大人になってからも
試験やプレゼン前など、
・「受かりたい」と思えば思うほど
・「勝ちたい」と願えば願うほど
・「成功させたい」と思えば思うほど…
やっぱり緊張するものだと思うのです。
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そうした中で、大事なことは、
【緊張しない】ことではなく、
【その緊張をどうコントロールするか】です。
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前職でのお話になりますが、
当時、とても尊敬する上司がいました。
もう会社では、
だいぶお偉い方になっておりますが、
上からも下からも慕われている方で、
質問に対する答えも、いつも明快でスマート。
それでいて親しみもある方でした。
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当時、新入社員の私たちに
貴重な時間を割いて、
マーケティングや戦略などについて、
分かりやすく教えてくださった方です。
課題を与えられ、
次の集まりの際に自身の見解を発表、
といったことをしていたのですが、
当時、マーケティングのマの字も曖昧な私。
発表の際は、
とても自信もなければ、緊張もする状況でした。
そんなとき。
その上司に聞いたことがあります。
「●●さんは、緊張することあるんですか?」
「どうやって自信をつけるのですか?」と。
その時、その方は、
下記のような主旨の回答をされました。
「圧倒的なレベルまで、
その内容を調べる、把握する。
『これだけ知っている人はいない』
と思えるほどになったら、
自信は自ずとついてくるよ」と。
また、会社の重要な数値、
頭にインプットしておくべき
(インプットしておきたい)定量情報は、
手帳に常に書いているとも。
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そろばんで言えば、理想は
「これだけ練習したのだから、大丈夫」
と、”自分で”思えるほど、
練習・努力をすることなのだと思います。
(もちろん人によって、
ベストな方法は異なると思いますが、)
これが、
直接的で最も効果的な緊張感のコントロール方法
だと、私は思っています。
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とはいえ、
そこまでなかなかストイックに出来ないこともありますよね(笑)。
間接的には、
・早めに会場について、場(環境)に慣れる
・本番前に指慣らしをする
・本番後、受かった自分を想像する
なんてことも
一つのコントロール法だと思います。
(特に人が集まる会場の場合には、
早めに会場につき、場に慣れることは
大事なことのように思います。)
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・【練習】と【本番】の違いを知ること
・緊張することは当たり前と思うこと
・その上でどうやって【緊張】をコントロールするか、
自分にとっての緊張とのベストな付き合い方を知ること…
こうしたことを、
そろばんでは、定期的な試験や競技大会を通じ、
身をもって経験することができます。
その経験が、今後、
そろばんにとどまらず、
そろばん以外での試験や受験、
社会に出てからも重要な糧になると思っています。
nakazawa
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