成績の優劣は「●●」で決まる。

こんにちは!

今日は最終週の水曜日。
当教室では珠算&暗算の検定日になります。

練習は十分できたかな?

また、忘れ物、遅刻などをすると、
気持ちが焦ってしまって、
思うように力が出せないことがあります。

万善な状態で臨めるよう、意識してみましょうね!

そして、
みんなしっかり実力を出し切れますように…!

さてさて。

先日、たまたま図書館で見つけたこちらの本。

『学力を呼び覚ます育て方』
黒田紫 著

ぱらぱらっとめくって、気になったので、
借りて読んでみることにしました^^

著書の黒田さんは、神奈川の県立高校で、
30年間英語教師をする傍ら、チアリーディング部を指導し、
その部を5回、日本チャンピオンに導き、世界大会にも出場したことがあるという経歴の持ち主。

黒田さん本人も「現役の最年長チアリーダー」として活躍している一方で、
プライベートでは2児のシングルマザー。

仕事に育児に多忙を極めていたことは想像に難くありませんが、
その二人のお子さん(姉・弟)を医学部に入れたということで、話題となったそうです。

本の内容としては、
子育てをしている方なら、共感できること、
既に意識して行っていると感じられる内容が多いかなとも思いますが、
指導者として意識したいところを抜粋いたしますね。

【成績の優劣は「根気」で決まる】

 

高校生を教えていて日々実感しているのは、
成績の優劣の違いは、繰り返し学習のできる「根気」があるかないかによる、
ということです。

何か一つ新しいことを学んでも、
それをしっかりと自分の知識にするには
何度も書いたり読んだり、問題を解いたりする繰り返し学習が必要です。

でもそれをするには、それなりの根気が必要です。

あまり勉強が得意じゃない生徒が必ず口にするのが
「だりぃ」
「疲れた」
「えー、まだやるの」
「もう、やだ」
です。

小さい頃に、嫌なものと思ってしまう前に
「繰り返し学習」を習慣づけてしまうことが大切です。

 

・算数の計算にしても、
・国語の漢字にしても、
・英語の英文法にしても…

すべて繰り返し学習をベースに習得を行っていきます。

一足飛びにできるといったことは、非常に難しいことです。

更に学習が進んでいくと、大抵のものは難易度は高くなります。
つまり、今まで以上に習得が難しくなります。

そこを諦めずに
更に高みを目指すためには?
習得するためには?

練習、学習を繰り返していくことが遠回りのようで、確実な道になります。

根気と集中力をつける遊びとして、
「おはしと豆」や「紙と糸と縫い針」、「まねっこ遊び」などを紹介していました。

「おはしと豆」については、
つい、はしそろピックが浮かんでしまった私です(笑)

**

【たくさんの成功体験で自分に自信を持たせる】

「どうせ私なんて」。
そんな悲しい言葉を高校生が言うのを耳にします。
その言葉のあとに続きのは「できっこない」。

どうしてそんなふうに思ってしまうのでしょう?

それは、小さなころから
「やればできる」
「やってみれば、必ず何か成果が得られる」
という気持ちを味わったことがないからです。

努力をすれば、喜びや満足感、
そして時には大きな感動を味わうことができる、
ということさえ知っていれば、
子ども達だってやってみよう
と思うに違いありません。

私の今年の目標の一つが、
生徒の自己肯定感と挑戦心を育てる。
(年初のブログはこちら

そう、
やればできる、
やってみることが大切
ということを知ってほしいと思っています。

挑戦すると決めたら、
それに向けて努力をし、
本番という場面を経験し、
目的達成による達成感を感じることができます。

もしも失敗したとしても、
そこから学べることは多々ありますし、

何より
挑戦しないでたどり着いた”その日”よりも、
挑戦し失敗してたどり着いた”その日”の方が、
生徒本人が何倍も成長していると思っています。

**

その他、
【基礎の基礎の、そのまた基礎が大切】といった内容も共感したポイントです。

スポーツにしても、勉強においても、
(家だって木だって…)基礎が大事。

そこがしっかりしていたら、
そこから葉(付加価値)を多分につけることは可能だと思っています。

こうした改めての気づき、新たな学びを
生徒たちに還元できるよう、私も日々勉強です…!

nakazawa

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