幼少期の習い事は「学習系」ではなく、「巧緻性」で選ぶ。

こんにちは!

今日は関東でも雪が降っており、かなり寒い1日となりそうですね。

学校によってはインフルエンザも流行っているようですし、
連日の新型肺炎のニュースにも驚いています…。

うがい手洗い、マスクなど、
日頃の体調管理を更に徹底しかないとですね。

さてさて。

そんな中、先日読んでいた本。

【東大ママのラク&サボでも「できる子」になる育児法】
偏差値29から東大理Ⅱ合格した著書、杉山奈津子さんが書かれた本になります。

5歳の男の子のママであり、心理カウンセラーでもある著書。

心理学の内容で、教育・育児においても、
とても重要な内容、使えるキーワードが多々あります。

例えば、【ラベリング効果】。
「自分はこういう人間だ」と思うと、
本当にそうなってしまうというものですが、
これはそろばんを指導していても、実感します。

「暗算が得意だね~」
「わり算がすごく早くなったね!」など、
プラスの言葉がけを行っていると、

子どもたちは「自分はできる!」「自分はこれが好き!得意だ!」と
前向きにとらえ、やる気の向上、練習量の増加に繋がると感じています。

逆に、【ゴーレム効果】には注意が必要です。

ゴーレム効果とは、
他人から期待されていないと感じることによって、
やる気をなくし、期待されなかったとおりパフォーマンスが低下するという効果
です。

子どもはとっても素直ですし、大人の反応に敏感です。

「なんで出来ないの!」
「まだやってるの?」など、

大人が何気なく発する言葉によって、
「自分はできない」というレッテルを貼り、
本当にそうなってしまう可能性が高くなってしまうのです。

指導者として、最も意識して避けるべき言葉だと思っています。

さて。
そんな心理学について触れながら、
育児法について書かれたこちらの本。

その本の後半に、
そろばんについて書かれており、

そこで、ようやく
「あ、以前、著者のコラムをブログに書いた!」と思い出した私(笑)。
東大卒ママがおすすめする子どもの習い事

中身を覚えていても、著者を忘れてしまうこと多々あります^^;
中身も一度だと断片的になっていたりしますよね汗

ですので、
以前の内容と重なることも多いかと思いますが、再度ご紹介させてもらいます^^

私が、幼少期におすすめしたい習い事は、断然「そろばん」です。

計算する際、そろばんが頭の中に浮かぶようになるとミスが一切なくなり、
しかも一瞬でできてしまうので、
日常を含め、計算を使うさまざまな教科で大きなアドバンテージとなります。
受験や勉強だけではなく、日常生活の計算にも一生役立つわけですから、
非常にお得な習い事だと言えます。

そろばんをはじくように、指を器用に動かす能力を「巧緻性」と呼びます。
指を上手に動かすことは、脳を発達させると言われています。
そして、神経系は3歳から4歳あたりが最も発達しやすい時期だと言われています。

有名小学校のお受験の正解では、
線を書いたり、紙をちぎったりするのを見て、
手先の器用さから将来性を判断するそうです。

幼少期は塾のように
「知識を先取りする」という、
後から取り返せるようなものより、

積極的に手や指を動かすこと」
「集中する習慣を作れること」
「日常で使えること」が揃っている習い事をするのが、
子どもの将来のためになるのではないでしょうか。

✓そろばんを弾く⇒【積極手に手先を動かす】
✓制限時間内(限られた時間の中)で、問題を解いていく⇒【集中する習慣を作る】
✓特に暗算ならどこでも出来る、問題を作れる⇒【日常使える】

3拍子揃っている、そろばん(笑)♪

私は、そろばんの最も大きな魅力は、【一生涯使える暗算力】だと実感しています。

子どもの頃は、学校や受験といった場で、
大人になれば、会社や日常生活で、

そして
老後は、脳の活性化のツールとしても活用できます。

どんな応用問題も土台として計算力や単語力(国語力)は必須。
基盤があるから、困った時・躓いたときに戻る場所があると思っています。

それでは^^

nakazawa

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