弾き間違いを訂正するよりも、最初から正確に置けるよう意識しよう!

こんにちは!

今週は台風の影響で、
ぐずついたお天気が続いていますね。

気温も一気に下がり、
朝起きるのが辛くなってきました(笑)

週末もお天気はあまりよくなさそうですね。
自宅でゆっくり過ごしたいと思っています^^

さてさて!

今日は、【そろばんの弾き方】について。

特に、
上級の練習に入った生徒において、
『気をつけてほしい』
『意識してほしい』
ポイントをお伝えします。

上級(珠算3級以上)になると、
見取算や伝票算で、
なかなか量がおけない、
不合格になってしまう、
といったことが増えていきます。

かく言う私も、
当時、見取算でだいぶ苦戦した経験があります。

当時、私は日本珠算連盟加盟の
お教室に通っていましたが、
珠算1級は各種目80点以上※。

5~10桁15口の見取算で、
80点取ることが本当に難しく、

週3~4ほど教室に通い、
毎朝練習をしていても、
合格まで1年程かかりました。

4ヶ月に1回しかない検定。
(現在も日珠連は、
珠算1~3級については、
4ヶ月に1回の検定です。)

免除申請はなく、1発合格のみ。
(段位は日珠連も免除申請有)

限られたチャンスの中、
そこで力を出し切ることの難しさ。
本番の何とも言えない緊張感。

今でも商工会議所の検定場所・雰囲気を
ぼんやりですが、覚えています。

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※現在の日珠連1級検定は、
伝票算が廃止となり、
見取算も10口の桁揃い、
かけ算・わり算・見取算合計240点以上で合格、
と、当時と内容がだいぶ変わっています。
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そんな上級検定。

大人や親が思っている以上に、
子どもにとっては難しいですし、
緊張もするものです。

とはいえ、
練習でしっかり合格点を取り、
自信を持って検定に進みたいトコロ!

そのために
気をつけたいことの一つが、
今回お話する【弾き方】です。

生徒たちにも話していますが、
そろばんは、早く弾ければいいというものではありません。

早く弾こうとするあまり、
よく発生することが、
【珠を引っかけてしまい、不要な珠が動いてしまう】
というもの。

また焦って、
・入れる桁を間違える
・引くところを足してしまう
(足すところを引いてしまう)

ということも、往々にして起きます。

上記のように
珠を引っ掛けたり、間違いに気づき、
即座に訂正することも大事ですが、
最初から正確に弾くことは、もっともっと大事です。

訂正する時間も省けますし、
訂正したつもりが、
結局、正確に訂正できていない(間違う)
といったことも減ります。

そして何より、
最初から正しく置くために、
神経を集中し、問題を見たり、
そろばんを見て、弾く必要が出てきます。

・カンマで区切って、
問題を読むと正確に置きやすい。

・ゆっくりでも同じページで、
淀みなく弾くと、
自分なりの弾きやすいリズムができる。

・少し先を見るクセをつけると、桁の入れ間違いが減る。
(見取算はできれば、今解いている問題と、
もう一口先の問題が見える位置で動かす)

・あまり力を入れすぎない。
(力を入れすぎると不要な珠なで動きやすい)

など…

自分なりの課題、
正確に置きやすいやり方などが、
発見できることがあります。

ゆっくりでも、
リズムを作って、そろばんを弾く!

弾きの音がガチャガチャしている時は、
上手く弾けていないことが少なくありません。

そろばんの弾く音にも、
心地よい音ってあるんですよ。

それでは^^!

nakazawa

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