こんにちは!
あっという間に8月も残り4日。
夏休みもあとわずかですね。
皆さん、夏休みの宿題は終わりましたか^^?
*
さてさて。
そんな月末。
当教室で毎月行われるのが、検定試験です。
今日も珠算・暗算・読上暗算検定が開催されました。
基本的に、検定試験に進む生徒は、
合格できる力をもった生徒ですが、
時々、検定試験で練習では
見たことのない点数を取ってしまったり、
ケアレスミスを連発してしまって
不合格になってしまうケースもあります。
*
そうした場合の多くは、
検定前にそろばんに触れることなく、
検定に臨んでいることが少なくありません。
特にそろばんに通う頻度が週1回で、
練習しないまま検定に臨んだ場合、
検定までの4~5日間、
そろばんを全く触らずに検定日
ということもあります。
*
そうなりますと、
いくつかの弊害が起きやすくなります。
まずは、下級の生徒で起きやすい事象として、
そもそもの【①やり方を忘れていること】が挙げられます。
毎週練習をしているといえども、
一瞬、「あれ?」と、
やり方が分からなったとき、
・本番なので、先生に聞けない、
・時間が過ぎていく…、
・焦ってさらに分からなくなる、
といったことがあります。
「あれ?」と思うことは、
本当に些細なことだったりします。
・100-2が分からなくなってしまったり、
・初めてのかけ算で、かけ算九九が飛んでしまったり、
・2桁×2桁のかけ算の答えを入れる位置を忘れていたり、
・わり算の商の位置がズレていたり…
検定前に5分でも10分復習していたら、
なんの問題もなくできていたこと、
確認できていたこと、
間違いに気づけていたこと…
そうした内容だったりします。
そして、その1問で悔しくも
不合格になってしまうことだって、
入賞を逃すことだってあります。
検定前のちょっとした練習で、
勝敗が大きく変わることがあるのです。
*
また、本番前に練習を行うことで、
【②本番前のメンタルを調整することができます】
具体的には、
検定前に練習することで、
点数がしっかりとれていれば、
「よし、大丈夫!」といった、
安定した気持ちで検定に臨めますし、
点数が悪かったら悪かったで、
自分の間違いのクセに気づけたり、
本番、慎重に問題を解くきっかけになったりします。
加えて、
多くの練習を重ねている生徒の場合には、
「これだけやったのだから、悔いはない!」と、
自分自身が思えることができます。
実はこれはそろばんに限らず、
試験や受験といった本番に向けて、
悔いないレベルまでで準備するということは、
とても大切な姿勢だと思います。
そうした場合、
万が一、思うような結果を得られらなくても、
本人が納得できていたり、
過去を引きずることなく、
次の道を模索したり、
また新たな対策で取り組むことができます。
*
そろばんでは、
検定試験や競技大会などの本番を通して、
そろばん力や暗算力だけではなく、
目標に向けたコツコツした取り組み(忍耐力)、
自信・自己肯定感の醸成・刺激・貴重な経験
といったメンタル面の成長、
多面的な刺激を与えることができます。
こうした貴重な経験・場を上手く活用して、
色んな面から子どもの成長を
サポートしていけたらと思っている次第です。
nakazawa
ピンバック: 第9回そろばんコンクール決勝大会に参加します!|中澤珠算教室 - いしど式そろばん|杉並・中野