楽しませることが上達への近道。

こんにちは!

9月に入りましたね。
今年も残り4ヶ月。

 

私は時々、
(仕事もプライベートもまとめて書いている)
今年の目標・やりたいことリストを見返しては、

チェックが入っているもの(クリアしたもの)を見て、
『結構出来ている♪』と嬉しくなったり、
これはまだまだかかりそうだな…と苦笑いしたりします(笑)

目標ややりたいことリストを作っておいて、
時々だったり、1年の後半だったりに見返すと、
自分の成長が分かって楽しいです^^

 

皆さんは、何か今年の目標を立てていますか?
それはどれくらい達成できていますか??

さてさて。
今日は、教室だよりにも掲載しています、
【楽しませることが上達への近道】について。
お話したいと思います。


「やりなさい」と言われるほど、
やる気を失う言葉はないと思いませんか?

「片付けなさい」「勉強しなさい」と、
言われた途端に、
「やろうと思ってたのに、もう…」と、
意欲よりも怒り・悲しみが湧いてくる場面も少なくないかもしれません。

「頑張ってね」や「頑張ってるね」いう言葉も、
状況によっては、強制に受け止めたり、
「頑張り続けなければいけない」という
脅迫観念のように感じてしまうこともあります。

嫌々やる中で、
パフォーマンスを充分に発揮することは、
なかなか難しいものです。

楽しいと感じていれば、
自ら継続して取り組みますし、
創意工夫して更に力を伸ばすことになります。
(特に子どもにおいては、
継続する上で、この〝楽しさ″の重要性を日々痛感します)。

勉強も、そろばんもお手伝いも、
楽しいと感じさせる事が、とても重要です。

子どもはとても素直であり、
そして、先を見通した行動が、まだ難しい部分があります。

『将来役に立つから…』
『大人になったら苦労しないように…』
と言われても、ピンとこず、
『それよりも今を楽しみたい!』
と目の前のことに夢中になってしまうことも少なくありません。

だからこそ、
そこにある小さな楽しさを見つけて、
それを子どもたちに伝え続けることが、
周りの大人の役割でもあると思います。

大人自身もそれを楽しそうと思っている、
そんな伝え方も大切になりますよね。


親が読書好きだと、
子どもも読書が好きになる傾向がある、
と言われますよね。

それは、「時間があるから本が読める、嬉しいな」
と言う親の言葉や態度から、
本は楽しいものと認識するとも言われています。

そろばんを練習している姿を見かけたら、
「楽しそうだね。お母さんも、子どもの頃そろばんが楽しかったな!」
といった言葉がけ一つで、
「そろばんは勉強しなければいけないもの」ではなく、
「楽しいもの」に変換されることがあります。

親が「楽しそうだから、そろばんやろうかな」
「面白そう!どうやるの?」などと、
そろばんに触れる・興味を持つことも効果的です
(一生懸命教えようとしてくれたりします^^)。


もちろん、1回や2回の言葉かけで、
思うように練習を好きになるとは限りません。

その言葉が響くタイミング・時期が、
それぞれにあると思います。

かく言う我が家も、
私も主人も本が好きですが、
長男は『読むのが面倒くさい』と言って、
なかなか自ら本を読もうとしません。
(読み聞かせは、今も大好きです笑。)

親としては悲しいところですが^^;、
それでも懲りずに本が楽しいということは、
言葉で態度で、”気長に” 伝え続けようと思っています笑。
*

もっと練習をしてほしいなと思った時は、
【小さな楽しさを見つけること】
【楽しさの演出をしてみること】も、
一つ大事にしてみてくださいね。

そして、すぐに結果を求めないこと。
気長に、何度も繰り返し、
言葉やタイミングを変えながら伝えること。

そんな気持ちで、
接することも大切にしてください。

nakazawa

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