子どもの成長にとても重要な『HQ』。この言葉、ご存知ですか?

こんばんは^^

あっという間に過ぎ去ってしまう週末…。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

私は説明会の準備を行いつつ、合間に近くの公園に息子を連れてお花見へ…!

もう葉桜がチラホラしていましたが、ピクニック気分でいい気分転換となりました。

さて。
今日はそろばんとも関係のある『HQ』についてお話ししたいと思います。

皆さん、『HQ』という単語を聞いてピンときますでしょうか。

私は初めて聞いたとき全く分からず、『IQ』の仲間みたいなもの??なんて印象でした笑。

この見解は、当たらずとも遠からずといったところで、

『HQ』…人間性知能HQ(Human Quotient)とは、人間的な社会生活、結婚生活、子育てなどを適切に行うために進化した知能のことで、テレビでも有名な脳科学者である澤口俊之先生が提唱しています(澤口先生のHPはこちら)。

人間がもっとも人間たる特徴である『未来志向的行動力』『社会関係力』の二つの主な要素を持っていて、おでこのすぐ裏にある、『前頭前野』という場所が担っています。
(ちなみに人間の前頭前野は大脳皮質の15%ほど占めていて、これは他の動物とは比較にならないほど大きな割合だそうです)

『IQ』が頭の良さを示す指数とすると、『HQ』は人間力を示す指数と言われています。

人間力、人間らしさと言われても、何だか漠然としていて、そんなに重要なのかな?なんて感じている方いませんか。

実は私も最初はいまいち重要性が理解できませんでしたが、『HQ』を調べていくうちに、この人間性知能『HQ』の重要性を感じるようになりました。

というのも、
前頭前野の機能は、他の言語的知能や空間的知能といった、いわゆる多重知能を統括する、監督的な役割をしていること、

そして、この前頭前野を発達させるのによい時期は人生に3回と言われており、特に効果的な時期は、幼児時期(2~8歳前後)と言われているからなんです。
(もちろんこの時期でなくても、鍛えることで前頭前野は発達するそうです。)

また『HQ』が高い人間の特徴としては、以下のような例が挙げられています。

・目的を持ち、未来志向的で計画的
・地頭がよく、問題解決能力が高い
・理性的で、協調的、利他主義
・個性的で、独創的
・優しくて、思いやりがあり
・人間性が豊かで、社会的に成功している

その他にも、HQが低いと1年以内でドロップアウトしてしまう可能性が高いことや、HQが高い方が病気にかかりにくい、良好な結婚生活ができていることが分かっているそう。

そんな人間性知能『HQ』。
実は、そろばん(しかもごく簡単なそろばん)で活性化できるという研究結果が出ているんです(!)
また前頭前野に関係する脳領域、運動野や頭頂葉、側頭葉などもそろばんで活性化することも分かってきています。

ごく簡単なそろばんで活性化するということは、幼児でもできるということです。

自分で自分の将来をイキイキと描ける、自立した人間へ
そろばんを通じ、そうした子どもの成長を目指していきたいと思います。

nakazawa

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2 のコメント

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