こんにちは!
今週も気づけば金曜日。
そして教室としては、1月読上算の合格発表日でした!
合格した皆さん、おめでとうございます♪
読上種目は、そろばんの弾きだけではなく、
・ヒアリング力、
・切替力、
・読み手のテンポで、はじき続ける集中力・忍耐力
なども必要となります。
・読上算・読上暗算の練習時間は、格好の挑戦の場…!
・読上算の力をつけたいのなら、最後まで弾き切ること。
そろばんで
計算力はもちろんのこと、
集中力や忍耐力、計画実行力、本番に強くなる精神力など…
【非認知能力】も高めていきましょうね!
・世界で注目される「非認知的能力」とは?
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さてさて。
今日は、【良い習慣を身につける方法】について、
お話したいと思います。
今月のお便りにも書いている内容にはなりますが、
良い習慣を身につけることは、大人でもなかなか難しいですよね。
・早起きして英語を勉強する
・週に1回はジムに通う
・規則正しい食生活を心がけるなど…
一度は計画したことがあるのではないでしょうか。
(上記は、いずれも私の例です(笑))
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『人間は理性の生き物でもなければ、本能の生き物でもない。人間は習慣の生き物である。』
これは、アメリカの哲学者で
教育などにも大きな影響を与えた、
ジョン・デューイという方の言葉です。
人の行動の大半は、身につけた習慣であるということ。
ですので、
良い習慣を身につければ良い行動が生まれ、
良い結果を引き寄せることができるのです。
では、良い習慣を身につけるためには、どうしたらよいのでしょうか。
●ポイント1【必ず毎日やる】
まずは毎日やることが大切です。
習慣にするのはとてもエネルギーが必要で、
一度やめてしまうと、また大きなエネルギーが必要になります。
途中でやめると自信もなくなってしまう可能性があるので、
やると決めたら絶対に毎日続けることがポイントです。
毎日続けることが自信になり、
その自信がやり続ける原動力にもなります。
そして、やりきった自分を思いきり褒めてあげましょう。
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●習慣を身につけるためのポイント2【3週間続ける】
とりあえず3週間継続するようにしましょう。
ちなみに3週間という数字は根拠ないものではなく、
行動心理学で実際に研究され、導き出されたものです。
人は意識して行動し続けると3週間ほどで、
それを意識せず、無意識の状態でエネルギーをほとんど使わず行動できるようになるそうです。
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ちなみに習慣化については、
【行動】だけではなく、【思考】についても同様
(いや、それ以上に、行動の前に先立つ大事なもの)だと私は感じています。
例えば、
本番で思うように力が出せなかったとき
「やっぱり私には無理だ…」と思ってそれで終わってしまうのか、
「次はぜったい合格してみせる!」と次の行動に結びつけるのか。
また合格できなかった理由を
「合格できなかったのは、〇〇のせいだ」と、
外部(自分以外)のせいにするのか、
「合格できなかったのは、自分の練習量が足りなかったからだ」
「緊張しすぎてしまったからだ」と、
内部(自分)に原因があると思うかで、
その後の行動が変わり、
成長度合いに大きく影響を与えます。
・素直な子は学習能力が高い!
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そうした思考は、
起きた事象(内容)に関係なく、
個々人ごとに常に似た方向にあると感じています。
つまり、
ネガティブな思考をしている人は、
悪い出来事であれ、良い出来事であれ、
ネガティブな方向に物事を考える癖があるということです。
それに気づけたら、意識的に思考を変えていく。
成長する方向へ思考を変える働きかけを行う。
そうした積み重ねが、
行動を変え、習慣を変え、人生を変えていくのだと思います。
ジョン・デューイと同じく、
アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズの名言に以下のものがあります。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
そうしたこと、
指導者として、身近にいる大人として、
言葉で、態度で、生徒たちに示していきたいと思っています。
nakazawa