見取算練習のポイント、始めから不要な珠が動かないように意識しよう!

皆さん、こんにちは!

まだ5月中旬ですが、
もう梅雨入りをしたようなお天気ですね。。
(あれ、既に本格的に梅雨入りしたのかな?)

じとっとしたお天気に、
気分も左右されそうになりますが…笑、
天気なんて気にせず!
今週も元気に過ごしていきたいと思います^^
*

さてさて今日は、
見取算の練習ポイントの一つとなる、
【不要な珠を動かさないことの重要性について】
お話ししたいと思います。

見取算といえば、
どんな級の生徒も、
苦戦する種目の一つと、
言えるのではないでしょうか。

特に当教室が所属する
全国珠算連盟の見取算は、
7級以降、15口の問題となり、

計算力だけではなく、
集中力・忍耐力など、
メンタル面も重要になります。

検定試験でも、
不合格の原因の多くが、
残念ながら、この見取算です。

また、上級になればなるほど、
・桁が不揃いで、桁ズレして問題をそろばんに入れてしまったり
・口数が多く途中で、足し漏れ・引き漏れを起こしてしまったり
することも少なくありません。

かくいう私も当時、
本当に見取算に苦戦していましたので、
生徒の気持ちがよくわかります(笑)。

見取算を正確にスピーディーに
解いていくことは、
簡単なことではありませんし、

集中力や生徒の疲れ具合、
メンタル面などの影響が
最も出やすい種目だと、
個人的には感じています。

そんな見取算。

・問題量がおけない、
・なかなか正確率が上がらないなど、
生徒の課題によって、
点数を上げていくポイントは異なりますが、

(加えて上級になればなるほど、
自分の型・省略方法、
工夫するポイントが各々あったりします。)

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【関連ブログ】
見取算を早くはじけるようになる、ちょっとしたポイント。
見取算を早くはじけるようになる、ちょっとしたポイント➁
見取算で間違いやすいクセ、傾向とは?
見取算…桁不揃いは、実はとっても難しいのです。
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今回お話しする、
【不要な珠を動かさない】というものは、
間違いを減らす、正解率を上げるポイントとなります。

桁が少ないうちは、
不要な珠を動かしてしまっても、
それを直す時に間違うことは
それほどありませんが、
(また直すことに時間をそれほど要しませんが)

上級になり、
見取算の桁数が6桁、8桁、10桁…
などと増えていくにつれ、

・どこの珠がズレてしまったのか、分からなくなってしまったり、
・珠を直したタイミングで、また別の珠がズレる、
と言ったことも起きやすくなります。

また、
「あれ?どこが珠がズレたんだっけ?」
「8だっけ?9だっけ??」などと、
考えること、その珠を直す
ことで、
無駄な時間も発生してしまいます。

そのため、
・最初から不要な珠が動かないよう、優しく指を動かす
・手先の力を抜き、珠を動かすことが、とても重要になります。

そろばんの弾きが上手な生徒は、
いい具合に手の力が抜けています。

無駄な力が入っておらず、
珠の音がとても軽やかで、きれいなんです。

逆に、手先が力んでいると、
そろばんの音が、
「バチバチ」といった強い弾き音になり、
そうした弾きをする生徒は、
一口ごとにどこかしらの珠が動いていることが少なくありません。

バチバチ弾いていると、
スピーディに弾いている気分になりやすいですが、
どんなに早く弾いて解いたとしても、
それが間違っていたら全く意味はありません。

ゆっくりでも正確に力を抜いてそろばんを弾く・解く。
その練習を重ねていく。

そうした過程の中で、
徐々に問題の量が置けるようになっていきます。

また不要な珠を動かさないようにするためには、
そろばんにできるだけ目を向けることが、
とても重要になってきます。

解いている問題とそろばんをまっすぐに配置する、
問題とそろばんを近くに置き、
できるだけそろばんを見る時間を増やす。

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【関連ブログ】
問題とそろばんの位置、ずれていませんか?
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そんな小さな心がけが見取算の力を高めてくれます。

【鍛錬】

 

この言葉が見取算には合うなぁ
と日頃感じています(笑)。

今月は上級の検定試験もあります。
みんな、悔いなく検定に臨めるよう、
頑張りましょうね!

それでは^^

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